禁煙の愉しみ
禁煙の愉しみ
山村 修

定価: ¥ 510
販売価格:
おすすめ度: 
発売日: 2000-10
発売元: 新潮社
愉しみながらの禁煙
青山学院大学 図書館司書の山村修(ペンネーム:狐)氏による、自らの禁煙体験を綴ったものである。この本を読むと喫煙習慣のある人にとって ”タバコを断つ” ということがいかに過酷な行為であるかがよくわかる。
喫煙者は、決してタバコが旨いと思って吸っているのではない。むしろ、独特の後口の悪さは決して気分のいいものではない。こんなものを吸わずにはおれない自分に忌々しさを感じながらも、いつも灰皿にタバコを押しつける。
喫煙者の微妙な心理がとてもうまく表現され、強烈な力を感じさせる著者の表現力には脱帽である。
かりに喫煙者がこの本を手に取るとき、禁煙することの恐ろしさを感じるとともに、「愉しみ」という部分が表現されていることで、せめてもの救いを感じるであろう。
禁煙を「読む」愉しみ
27年間煙草を吸い続けてきた著者の禁煙成功物語。
ハウツー本ではない。にもかかわらず、何冊かの禁煙本を手にした中で、「禁煙できるかも・・・」という気分にさせられたのは本書が初めてだった。この気分に至ることが禁煙の第一歩であると考えており、心強い気持ちになった。そして実際に禁煙した。読了後すぐというわけにはいかなかったけれど、本書はお守りがわりのように揺れ動くわたしの傍にあって、励ましてくれた。
禁煙とは、かくも知的で清冽で、時に色っぽくすらある行為なのか。図書館司書である著者は、自らの体験に加え、本や映画を引用しつつ、禁煙の華やぎを綴る。禁煙に関心があり読書好きのかたには、「本当にこの本で禁煙できるのか」という欲得抜きにして、まずは手に取ってみていただきたい一冊。たとえ禁煙できなかったとしても、「買って損をした」と感じるかたはいないのではないかと思う。
喫煙者にしか実現できない自己変革の薦め
禁煙とは健康のためでもマナーのためでもなく、未だ経験したことの無い、或いは忘却の彼方にのみある世界への旅立ちである、というのは、おそらく禁煙成功者にしかわからない、したがって(少なくともいつかの時点での)喫煙者にしか実現できない「自己変革」である、というのが本書の主張である。
これを読んで1週間経つが、未だに禁煙に踏み切れないでいる。
しかし、初めて「これなら禁煙してみたい」とポジティブに思えるようになった。
禁断症状とか体重増加とか禁煙の「副作用」さえポジティブに捉えられるとまで言っては言いすぎだろうか。しかし、少なくとも禁煙によって得られる新たな自分のベネフィットに較べればそれら「副作用」は相対的に小さなものに思える筈だ。
これまで数え切れないほど禁煙を試みた(マーク・トウェインのように)方々必読の書である。
■「禁煙」に関する検索キーワードランキングベスト20
(数字は月間検索指数)
禁煙 67657
禁煙 外来 6136
禁煙 マーク 5978
禁煙 セラピー 4991
禁煙 方法 3743
マルマン 禁煙 パイポ 3461
禁煙 指導 3140
禁煙 効果 3006
禁煙 草 2709
禁煙 禁断 症状 2350
世界 禁煙 デー 2258
禁煙 パイポ 2002
禁煙 グッズ 1983
新幹線 禁煙 1735
禁煙 ポスター 1685
禁煙 パッチ 1618
禁煙 治療 1582
禁煙 成功 1233
禁煙 日記 1233
禁煙 体験 記 1206